ボトル

type:poem

 

血に塗れた貴方を見下ろし



私はただ笑っていた



赤く染まった斧を振り下ろし



貴方を粉々にしていた







いつも私ばかりが損をする



いつも貴方は目移りする



だからこれは正当防衛



貴方と私の関係を守るための







砕け散った貴方を一片残さず



ボトルの中へ容れましょう



そうして私のお部屋に飾る



これでもう貴方は浮気をできないわ







めでたしめでたし





最終更新日 2006/05/05
三    言 小さい頃、子供が丸々入りそうなボトルが家の外にありました。
        でも、入り口は普通のビンより少し大きいくらいでした。
        だから私は入ることも、容れることもできなかったんですけどね。